インプラント 歯科医 歯科医院

ブリッジについて

ブリッジについてですが、ブリッジは、比較的欠損した歯の数が少ない場合に使用する治療法です。ブリッジの場合は、噛む力は生来の歯と遜色ない程度得られ、仕上がりも美しく出来るというメリットがあります。ブリッジの最大の欠点は、ブリッジ(橋)を架ける部分の両脇にあたる健康な歯を削り橋桁を作る必要がある点です。治療のためとは言え、健康な歯を削るという行為にあ、抵抗があります。また、ブリッジと歯茎の間に隙間が出来るため、この部分に食べ物の滓が溜まってしまう事、また、この部分のブラッシングを行う事が難しいという問題もあります。そして私の場合には、歯の質が弱いため、ブリッジ治療はあまり適さないようなのです。入れ歯もブリッジも適さないとなると、この抜けた歯をどうしたら良いのか、また、どの歯科医院に行ったら良いのか、悶々とする日々が続きました。当時は知らなかったのですが、歯を失ったまま放置していると、歯茎が痩せ(歯茎はものを噛む事により適切な力を加えないと、骨が吸収されてしまいどんどん痩せてしまうのだそうです)、人相が変わるのみならず、全身のバランスが崩れてしまい、頭痛や筋肉痛などに悩まされる事になった可能性があったのだそうです。

チタン製

インプラントといえば「チタン製」と、当たり前になり、これからのインプラント治療でもチタン製は主流であり続けることでしょう。チタン製は、今までの素材と比べると非常に優れた特質を持っています。とにかく骨との愛称がよく、強く結合する性質でもあり、さらに金属アレルギーの方でも使用が可能という点でもメリットがあるのですね。インプラントという世界では、大きな変化を辿って現在のインプラントがあるのですね。

治療を受けられる場合

デンタルインプラント導入を考えている部分の顎の骨に異常がなく、周囲に感染症が無い方であれば、基本的にはデンタルインプラントの治療が可能です。高血圧や糖尿病を患っていらっしゃる方でも、医師による治療を受け、きちんとしたコントロールを行っていれば、デンタルインプラント治療を受けられる場合が多いです。また、高齢の方でも、全身疾患が無ければ、デンタルインプラント治療を受けられます。導入を考えている部分の顎の骨の量が少ない方でも、骨増生手術を受ければデンタルインプラントを導入できます。ただし、歯科医師と意思の疎通が出来ないような精神疾患がある方や、アルコール依存症の方、16歳以下の方(デンタルインプラント治療は、顎の成長が止まっていることが治療の条件となるため、16歳以下の方は治療を受けることができません)は、デンタルインプラント治療に適さない方といえます。いずれにしても、デンタルインプラント治療が出来るか否かは、歯科医師の判断によるものですから、自分で判断せず、歯科医師に相談することが重要です。

歯科医院

残念な事ですが、現在の所、デンタルインプラント治療は、全ての歯科医院で受けられる治療法ではありません。デンタルインプラント治療を行うことが出来る歯科医院は、限られてしまっているのが現状です。現在、デンタルインプラント治療に否定的な話が出てくる理由の一つに、かつて多くの大学病院にデンタルインプラント治療の診療科が設置されていなかった事が挙げられるのかもしれません。そのため、大学できちんとしたトレーニングや講義を受けることが出来なかった先生もいらしゃるはずです。そういう先生方の中には、きちんとしたトレーニングや講義を受けずに治療を行うべきではないと考え、デンタルインプラント治療を取り入れていない方も多くいらっしゃる事でしょう。デンタルインプラントを取り入れないその他の理由としては、従来の治療法『入れ歯』『ブリッジ』で十分である、オッセオインテグレーションは、臨床応用されてまだ40年程度しか経っていない、などが挙げられるでしょうか。しかし、デンタルインプラントの専門のプログラムを修了し、高度な技術を身に付けた歯科医師によるオッセオインテグレーション・インプラントは、とても安全性の高い治療法であると言えると思います。

ペル・イングヴァール・ブローネマルク教授

スウェーデンの学者、ペル・イングヴァール・ブローネマルクという教授。教授は、1952年にイヌの顎にチタン製インプラントを埋め込む実験を開始しチタン製インプラントが骨と強固に結合することを確信しました。これを「オッセオインテグレイション」と名づけたのです。その後、1965年には人体への応用に踏み切りました。最初の経験者は、ヨスタ・ラーソンという34歳の男性が治療を受け、治療から35年以上経った際にも、彼のインプラントは何の問題もなく使用されていたそうです。

知っておいて損のない治療法

『インプラント』は近年の歯科分野、とりわけ審美歯科の分野における最大のスター選手です。とにかく見た目が素晴らしい。天然歯なみの美しさといっても全く過言でないどころか、口内環境や遺伝的な特質によっては綺麗な天然歯が生えないことも考慮すると、天然歯を凌駕する美しさですらあります。もちろん機能も優れています。噛む力のことを咬合力(こうごうりょく)といいますが、この咬合力も天然歯の80%程度まで回復するといわれています。「なんだ減ってるじゃん」などと思われるかもしれませんが、日常生活の中でフルパワーで噛むことなんかそうそうありません。ですから、実際にこれで困ることはまずないでしょう。それにそもそも、インプラントを導入する場合は既に歯を失ってしまっているわけですから、日常生活で全く困らないレベルまで回復できるというのは大いに喜ぶべきことです。その上、天然歯を凌駕する美しさ。知っておいて損のない治療法です。

「入れ歯」が選ばれてきた利点

歯の治療において、「入れ歯」が選ばれてきた利点があります。それはインプラント治療と比較的した場合、特におおげさな手術といった事もなく、それゆえ治療が簡単で、尚且つ短期間で治療が終わることが可能であることから、大勢の人に入れ歯治療が行われてきました。また通常の入れ歯であればインプラントよりも治療費がお手頃といったメリットも挙げられるでしょう。

治療費の全額負担

デンタルインプラント治療は残念ながら保険の適用対象外です。従って、患者が治療費を全額負担することになります。そもそも用いる歯科材料も高額ですし、どうしても支払う金額自体は高めになりがちです。医院によって価格体系も異なりますし、症例によっても異なりますので何とも言えませんが、あえて大枠で言うならば1本あたり20〜60万円程度だと言われています。もちろん、付帯状況によっては、上乗せされる価格もあるはずです。しかし、きちんとケアさえ怠らなければ一生付き合える歯を手に入れるのですから、この金額がただちに高いと断じるのも早計ではないかと思います。その意味では、単に価格だけを見て安い医院に飛びつくのも考えものだと思います。一生付き合う歯を手に入れるのですから、何よりもまず安心のできる医院・歯科医を選ぶべきで、価格はそのあと考えるべき事項でしょう。経済的負担について、もう一つ覚えておくべきことは医療費控除は受けられるということです。治療時の交通費も含めて控除対象となりますので、必要であれば領収書をもらっておくと良いでしょう。

入れ歯の構造

入れ歯は、台の上に義歯を並べたような構造を持ちます。この台ごと口の中に入れて使うわけですね。この「台」を持つのが入れ歯だけの特徴になります。天然歯はもちろん、インプラント義歯やブリッジにもそのような台はありません。入れ歯には部分入れ歯と総入れ歯がありますが、やはり両方とも台の上に歯を並べたものをそのまま口に入れて使います。天然歯にはそのような台はありませんから、この台があることで次のような利点と欠点が生じます。

現在のインプラント

デンタルインプラント治療で使用する、顎に埋め込む金属の人工歯根は、純チタンで出来ています。純チタンは、骨に対して親和性が高い(と先生が仰っていました)らしく、非常に良くくっつくのだそうです。さらに、純チタンは、私達の身体がアレルギーを起こす心配がものすごく低い金属なのだそうです。実際、今、外科手術で身体の中に埋め込む金属としては、純チタンが良く使われているそうです。だから、チタンの歯根は、安全性の高いものと言っても良いのではないかと思い、私はそれを使っています。デンタルインプラント手術の成功率も、9割5分を超える程らしく、万が一、インプラントとして埋め込んだチタンが上手く骨にくっつかなかった時には、再手術を受けることも可能だとということです。昔のインプラントは、色々な問題もあったらしいですが、現在のインプラントは、10年前の技術と全く違うものだということなので、昔のインプラントのイメージを持っている方は、必要であれば一度歯科医師と相談してみるのが良いのではないかと思います。